先月末に、都内某ホテルで行われた、大学時代の同期の教授就任祝賀会に参加してきました。
同期の彼は、私の出身大学である昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科学部門主任教授に就任しました。
彼とは、一浪同志で大学に入学し、お互い地方出身者という事もあり、たまにマンションに遊びに行かせてもらったりしていました。
学生時代での彼との思い出といえば・・・。たまたま彼の住まいが大学3年生の当時、大きな話題となった皇太子様のフィアンセに当たる小和田雅子様のご自宅から数百メートルの所に位置していたので、結婚の儀として皇室からのお迎えが来るとされていた1993年6月9日(奇しくも私の22歳の誕生日でもあったんですが、、)の前夜に彼の家に前泊し、翌朝を楽しみに待機していました。皇室に嫁がれる前の最後の小和田雅子様が、自宅から出てくる姿を生で見ようと意気込んで早く休んだはずではあったのですが・・・・。やらかしてしまったんです、、、、。6:30頃にお迎えが来ると報道されていたので、余裕をもって目覚ましをかけていたのに、二人とも寝坊してしまい、気が付いたらもう9時近くになっていました。慌ててテレビを付けたら、もう皇居の周辺をオープンカーでパレードしていましたね、、、。いやー、絶好の機会を逃してしまい、悔やんでも悔やみきれませんでしたね、、、。また、本院で当直していた当時2003年でしたが、当科で両側腎結石(サンゴ状結石)で、片側に腎瘻造設されていたまだお若い30代の男性が尿路感染から敗血症性ショックとなり緊急入院され、その夜から容態が悪化し呼吸状態が悪くなり、挿管して人工呼吸器につなげても酸素化が改善しないため、その日たまたま呼吸器内科当直でいてくれた同期の彼にコンサルテーションし、新型コロナ感染でも話題になったECMOを導入する事になりました。今から21年も前ですから、ECMOはそれほど浸透していない治療法であったはずですが、彼が文献を調べてくれてECMOの適応ありと判断してくれました。他にも、場外馬券を渋谷のJRAに買いに行ったり、東京city競馬に連れて行ってもらったりと同じ地方出身とは思えないほど、世間の事を良く知っている賢い同級生でしたね。
そんな、彼がこの度、同期で教授になった中では5人目?(国立大学2名、他大学私立大1名、同大学1名)になるのかな?ほんと、今までも大変な苦労や、頑張りがあったことと思いますが、教授になったこれからはもっともっと多忙になることとと思います。もう我々も50を過ぎているわけで、兎にも角にも健康第一に、身体が一番の資本であることを忘れずに、でも出身大学のために、さらには我が昭和大学病院に通院される患者さんのために臨床、そして研究を、学生や後進の育成のために教育もと、やることが山ほどあって気が遠くなりそうですが、選ばれし白い巨塔の頂点である主任教授として大いに活躍して欲しいものです。(あ、ちなみに来年2025年度から我が昭和大学は昭和医科大学に改名されます!!)
同期として、彼を誇りに思います。応援しています!落ち着いたらまたみんなで飲みに行きましょう!!